第2回 使わないのが一番(後半)
省エネ、創エネ、スマートハウスは確かな断熱から。
「オーバー次世代基準」の提言。
(2012.04.01更新)
みなさまこんにちは。 「EPS建材」に関して役に立つ情報をお届けして行くコラムシリーズ、 第2回は、前半の続きをお送りします。
昨今、新エネルギーに関し、テレビや新聞が「どのように、エネルギーを作るか」について報じる機会が多くなりました。
新しい技術ですから、それ自体に話題性があります。
メディアが取り上げるのも、多くの人々が興味を持つのも、当然のことです。
しかしエネルギーを論じる上で、それを如何に有効活用するか、どうすれば最低限しか「使わなない」で済むか、考える事は「作る事」と同じくらい大切な事といえるのではないでしょうか。
エネルギーを「使わない」為には、どのような方法があるのでしょう。
今、確実に実現可能な手段で、ランニングコスト、メンテナンス費用は最小限に。その上で、効率的な省エネを実現する方法。
それは、「住宅の器である外皮部を高断熱化」する事です。
現状、省エネの最高等級は「4等級」(次世代省エネ基準)となっています。
しかしこの基準を超えた、「オーバー次世代基準」とする事で、大きなエネルギーを使用する「室温調整」について、その消費量を暖房は「3分の1」、冷房は「2分の1」まで軽減する事が可能です。
開口部にも断熱を施すなど更に効率を上げる方法と組み合わせたり、今のわたしたちに出来る事はまだまだあります。
より効率の良い断熱の為に、優れた断熱特性を持つEPSを用いた断熱建材を利用する事も、その答えの一つです。
EPSは、圧倒的な長期安定性を有している為、住宅の寿命まで、追加コストも発生する事無くいつまでも上記の省エネルギー性能を保ち続けます。
継続的な燃料費の削減に繋がる「オーバー次世代基準」対応は、環境負荷、コストの両面から、理に適った建築という事が出来ます。
現在の次世代省エネ基準だけでなく、「更にその次の」省エネ基準まで先取りした住宅は
文字通り「新しい付加価値」ある物件として、オーナー様にも確実な御満足を頂けるはず。
もちろん根本的にエネルギーを浪費しないよう設計された物件は、
これからの「創エネ」ニーズにも、より効率的に対応する事ができます。
「創エネの理想は、確かな省エネから」
各種用途に対応し、断熱以外にも様々な付加機能を持ったEPS断熱建材と
自由な発想で、「次々世代住宅」を考えてみてはいかがでしょうか。