多くの人が挙式に適さないと考える日本の6,7,8月。
梅雨入りから湿気が増し、雨が上がった後もジメジメと暑い日が続きます。
心理的な不快感はもちろん、物理的にも生物に厳しい季節です。
皆様も、夏バテを防ぐ為に鰻を食べたり、健康管理に一際気を使われる事かと思います。
そして日本の住宅も実は、熱や湿気を吸収したり、吐き出したりとまるで生き物のように季節の温度変化と戦っているのです。
結婚によって「新しい住まい」を検討、購入される方も多いと思いますが、
日本の厳しい気候変化と戦う住宅の寿命の事や、長期間長持ちさせる為の知識については、
詳しく知られていないのが現状です。
そして昨今は出産など、ライフスタイルの変化に合わせて部屋レイアウトを変えられるような工夫を凝らした住宅も見受けられるようになりました。
子供部屋のレイアウトやお父さんの書斎、お母さんの趣味空間...
短期間での住み替えを前提とした考え方ではなく、一生付き合う事の出来る住宅をお探しの方が増えています。
多様化するニーズに応える様に様々なプラン、商品が登場していますが、いつの時代も変わらない、普遍の価値が有ります。
それが「環境性能」「長寿命化」の二つです。
そして「省エネ化」と「長持ち」両方の改善に効果的な、住まい選びの基本をご存知でしょうか。
それは、「正しい工法でしっかり断熱された家を選ぶ」という事です。
「正しく断熱された家」には、数々のメリットがあります:
「冷暖房効率の向上」:少ないエネルギーで住みやすい温度に。光熱費を節約します
「住宅寿命の長期化」:耐久性低下の原因となる過剰な湿気を押さえ、木材が腐る事を予防します
「環境性能の向上」:エネルギー消費が抑えられ、CO2の発生を抑制する効果が期待できます<
二人の仲もアツアツであろう新婚さん、その幸せを長期間保持する為にも、上記の性能は嬉しいですよね。
近年では特に環境性能の改善に向けて、最新のIT技術を駆使してエネルギーの使用量を抑制するスマートハウス等も登場していますが、
それらの最新設備も、肝心の住宅の断熱性能が低ければ、その性能を100%発揮する事は出来ません。
ファッション性やレイアウト等、見える所に目が行きがちな住宅探しですが、
長く付き合える住宅をお探しなら、是非「見えない部分の断熱性」も意識されてはいかがでしょう。
さて、さまざまな工法、断熱建材が存在する中で、自分に適した断熱法は、どの様に選ぶべきでしょうか。
市場には様々な製品が有りますが、わたしたちが理想だと考える断熱建材は、「EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)」です。
EPSは、板状に成形されていますが、その中身は「小さく、独立した気泡の集合体」です。
様々な優れた特性を有する断熱建材ですが、「温かいものは温かいまま」、「冷たいものは冷たいまま」に保つ事でエネルギーの消費を抑えます。
どの位の節約になるかと言いますと、寒冷地、札幌の平均的な戸建て住宅では1年当たり「57,162円」の節約†1が見込まれます。
これだけ節約出来ていれば、二人の記念日に素敵なディナーなんて、夫婦の熱を保つのにも十分な金額では無いでしょうか。
湿気や水分に対して極めて高い耐性を持ち、それらの性能が長期間、劣化しない事も魅力です。
是非EPSを使った住宅で、二人の財布も夫婦の愛も、しっかり守る住宅をご検討されてはいかがでしょうか。
†1 出典:『JEPSA 発泡スチロール協会 Webサイト』